一途彼女×S系彼氏
今でも私の事を
”好きな人”と言ってくれる斗真に
さっきまでの怒りは飛んで行ってしまった。
この歳になっても
単純さが変わらない事が
恥ずかしくなって
咄嗟に話題を変えた。
「そんな事言えば颯人君だって!」
私は結愛ちゃんと
人形で遊ぶ颯人君に
視線を移した。
「まあね~。
小児科の先生だし。」
普通だよ、と言いたげな感じだったけど、
顔は思いっきり緩んでいて
颯人君を見つめる目は
今でも恋してるって伝わってきた。
「私達って
いつまで経っても
バカップルって言われそうだよね。」
「…だね?」
クスッと吹出した私につられて
莉子も笑っていた。
そんな幸せな気持ちになりながら
結愛ちゃんと颯人君を見ていると
そこへ広斗と斗真君が近づいた。
”好きな人”と言ってくれる斗真に
さっきまでの怒りは飛んで行ってしまった。
この歳になっても
単純さが変わらない事が
恥ずかしくなって
咄嗟に話題を変えた。
「そんな事言えば颯人君だって!」
私は結愛ちゃんと
人形で遊ぶ颯人君に
視線を移した。
「まあね~。
小児科の先生だし。」
普通だよ、と言いたげな感じだったけど、
顔は思いっきり緩んでいて
颯人君を見つめる目は
今でも恋してるって伝わってきた。
「私達って
いつまで経っても
バカップルって言われそうだよね。」
「…だね?」
クスッと吹出した私につられて
莉子も笑っていた。
そんな幸せな気持ちになりながら
結愛ちゃんと颯人君を見ていると
そこへ広斗と斗真君が近づいた。