一途彼女×S系彼氏
それからシャワーを
浴びに行った2人を待ってる間
美桜と雑談をしていると
数十分も経っていたみたいで、
2人は戻ってきた。


私服…。
イメージ通りだった。


斗真君はシンプルって感じ。


阿久津君はすっごく爽やかで
夏らしいシャツスタイル。
これは女の子たちが
夢中になるのもうなずける。


客観的に2人の帰りを見ていた
私と違って美桜は
斗真君の私服姿に
見惚れているようだった。


声を掛けても無反応だし…。


「莉子ちゃん行こっか。」


だからそんな美桜は置いておいて
私達は学校から出て街へ向かった。
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