一途彼女×S系彼氏

素直になる魔法

あれから時間は過ぎて
また颯人君と会う日がやってきた。


暑い日財し、真っ青に晴れた空。
絶好の海日和。


私は美桜カップルと4人で
海に来ていた。


「暑いね。熱中症気を付けて。」


そう言って颯人君は
私に凍ったジュースの
ペットボトルを渡してきた。


「あ、ありがとう…。」


あの日から私達は
毎日連絡を取っていた。
内容はその日あった部活の事とか
私のバイトの事とか、
すっごく普通の話。


だけど、颯人君からの連絡を
待っている自分もどこかにいて、
そんな感情に私は戸惑っていた。


だってキスもしちゃったし…。


それに颯人君の裏、
いや、表って言ったほうが正しいのかな?
強引な一面を見てから
やっぱり復讐なんじゃないかと
信じ切れていない部分もある。
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