一途彼女×S系彼氏
頭では分かってるのに
素直な気持ちを行動に
移せなかった。


そしてそのまま
私達はファミレスに入った。


「莉子ちゃん何食べる?」


メニューを私に渡しながら
自分も目を通している。


莉子ちゃん。
そう呼ばれた事が
ちょっとショックだったりして…。


いや、私こんな態度取りながら
なんて自分勝手なんだ。


そう自己解決して
ドリアを食べることにした。


「ミートソースドリアを1つと
ハンバーグ定食を1つ。
あと、ドリンクバー2つで。」


顔を赤らめる店員さんに
サラッと注文を伝え終えると
席を立った。


「莉子ちゃん、何飲む?
俺持ってくるよ。」


「あ、じゃあカルピスで…。」
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