一途彼女×S系彼氏
とことん優しい颯人君。
私は、自分の態度を反省して
心の中でごめんなさいした。


戻ってきた颯人君から
飲み物を受け取って
しばらくして来たご飯を
それぞれ平らげお店を出た。


そのころにはもう日は沈んでいて
家まで送ってくれると言ったので
お言葉に甘えることにした。


だけど、私たちの間には
重たい空気が流れていて
とても気まずかった。


そしてあと少しでうち、
という所まで来て
突然颯人君に引っ張られ
私達は誰もいない夜の公園に入った。


「ちょっ!どうしたのいきなり…。」


だけど颯人君は
私の問いに答える様子はなくて
やっと止まったと思ったら
私をブランコの上に座らせた。
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