一途彼女×S系彼氏
ミルクティーを
飲み切るまでの間
颯人の事を色々聞かれて疲れた。
娘の恋バナは楽しいみたい。


でも、こういう
話を聞いてくれる
お母さんで良かったと
私は思ってるけど。


そんなこんなで
まだ時刻は8時。
午後が楽しみで時計を見ても
全然時間が進んでいない。
それに落ち着かないから
朝ごはんがてら
私はお菓子を作ることにした。


颯人は見た目通り
甘いものが好きって言ってた。
だから今日はパウンドケーキを
作ろうと思う。


久し振りに触った
お菓子作りの道具に
心を躍らせた。


…またこんな日が来るなんて
思っても見なかった。


元々お菓子作りは
部活を頑張っている
蓮に食べてほしくて始めた物。
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