ナツマツリ


だから侑と結婚してくれて良かった、と。


そう言ってくれた我が子が愛しくて堪らなくて、抱き上げて額にキスを落としてやった。



―――――――――――…



「ゆう。」

「あ?何だよ陽。」

「おれきょう、ナツにキスされちゃった。」

「あぁ!?いつ、どこで!」

「ゆうがねたあと。」

「くっそ…!今夜覚えてろよ!」



「(?、…なんか悪寒が。)」



-END-

( a few years later )


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