ナツマツリ
/happy b day
「……、は?」
メールの受信画面を開いた俺は、閑散としたリビングで一人佇んでいた。
差出人は愛しの彼女。
だがしかし、問題はその内容である。
「一週間も来れないって…、どういうことだよ…。」
―――――――――――――…
ガチャリ、眼前の扉が開く。そいつは眠そうに目を擦りながら姿を現した。
「何だよ侑ー…、朝早くに。」
「キツネよく聞けよ。」
「だから何なの。」
「ナツを尾行すっぞ。」
「………、はぁ!?」
俺が考えた結論はこうだ。