ナツマツリ


慌てたように口許を手で隠した侑に首を傾げる。


と。

「なに、お前。……ツンデレか。」

「、はぁ!?」

「どんだけ俺を溺れさせんの。ふざけんなよ、まじで。」


そして顔を僅かに傾けた彼に、唇を塞がれた。


まぁ、お酒も美味しかったけど。


侑の為なら何だって我慢しますよ。



-END-

( abstinence )


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