永遠の愛を君へ。

……。　

っていうか、こいついつまで笑ってる気なのだろうか。


「あー、やべ、腹いてぇっ！」


そう言いながらずっと笑ってる。


……相当似合ってないんだな……。


私がそう思ってると、やっと笑いを止めて


「お前、なんなんだよそのほっそい体！　せっかく水着似合ってるのになんか物足りなさを感じるぞ！」


そう言いながらまた笑いだした。


……え？　何、今の言葉。

褒められてんの？　貶されてんの？？


私が首を傾げながら考えた。

その様子を、小波と暁斗くんがクスクスと笑いながら見ていたということは私も宏平を、気づいてはいなかった。