永遠の愛を君へ。

そんなことを思いながら、


「まぁ、トイレならすぐ帰ってくるか♪ おじさん、イチゴのクレープ1つお願いします!」

「まいどあり!」


おじさんにお金を渡し、クレープを受け取る。


ここから一番近いトイレどこかなー。


そう思い、トイレを探してると声をかけられた。


「あっ、すみませ〜ん」

「……私、ですか??」

「そーそー、君だよ♪」


男子二人組である。

パッと見、年は同じか少し上くらいだろう。


「え、君1人なの??」

「いえ、友達と来てるんですけど……」

「へぇ〜、そうなんだ。ちょっと姉ちゃん付き合ってくんない?」


ん? 付き合う??


「いいですよ。私もちょうど付き合ってもらいたかったんです!」


私がそう言うと、「え、まじでっ!?」「ラッキーじゃん!」と話をしている。


「お二人もトイレを探してるんですよね? ここ広くて……。私も、一番近いトイレがどこにあるか探してたんですよ〜」


私がそう言うと、何言ってんだこいつみたいな顔で見られた。


ん? 今私、変なこと言った?

< 27 / 41 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop