永遠の愛を君へ。
第2章

ガラガラガラーッ


薬品の匂いがツーンと鼻に付く。

そんな白い建物の中、1人眠っている人がいる。


ピッ、ピッ、ピッ……


その人の周りには、花をいけている人と中学生ほどの少女が1人。


「ふぅ〜。……あら、いい顔で眠ってる」

「ホントだ、珍しいね?」

「いい夢でも見てるのかもしれないわね」


ベッドに眠っている人は深い眠りについていて起きる気配はない……。


< 38 / 41 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop