最後のメッセージ
―――ちょっとしたあとがき―――
あごながおっのひいおばあちゃんは
末期ガンでなくなりました。
その頃私はとても幼かったので
『死』ということを全然わかりませんでした
ひいおばあちゃんが亡くなったとき
その遺体の手に触れたらとても冷たくて
暖かったあの手とは全然ちがったものでした。
そこではじめて『死』とは
どのようなものかがわかりました。
あまりの衝撃の自体に
涙が一滴もでてきませんでした。

実はひいおばあちゃんが亡くなる日に
突然私の耳にある音がながれてきました。
心臓停止の音。死を意味する電子音
病院の行き過ぎでついに耳がいったか…
とおもっていたのですが、その数時間後に
ひいおばあちゃんが亡くなり
これはきっとひいおばあちゃんの最後のメッセージではなかったのではないだろうかと思いました
ただの耳鳴りじゃね?とおもう方もいるとおもいますが(笑)

死を分かっていなかったあの頃のあごながおっに
生きているうちに
感謝の言葉をつたえておけといいたい。

めずらしく真面目な作品を書いた理由は
まぁ…そういうことです

最後まで語彙力のないこの作品をみていただき
ありがとうございました。
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