檸檬の約束ーアイノカタチー
「分かった。」

綾人が掴んでいた腕を離した。

「まだ材料は残ってる?」

「ううん。」

「そっか。じゃあ買い出しに行こう。」

綾人はぶつぶつと独り言を言いながら私の手をとった。
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