うそつきペン
ツグミの言葉にあたしは唇を噛んだ。
こんなことになるなら、ツグミを家に呼ぶんじゃなかった。
でも、今更そんな後悔しても遅い。
「別になにも……」
同じことを言おうとして、ふと思い当たる事があった。
別に隠さなくてもいいんじゃないか?
ノートに書いたことだってツグミに見せてもなにもわからないはずだ。
そもそも、ノートに書かれた事はすでに嘘になってしまっている。
こんなことになるなら、ツグミを家に呼ぶんじゃなかった。
でも、今更そんな後悔しても遅い。
「別になにも……」
同じことを言おうとして、ふと思い当たる事があった。
別に隠さなくてもいいんじゃないか?
ノートに書いたことだってツグミに見せてもなにもわからないはずだ。
そもそも、ノートに書かれた事はすでに嘘になってしまっている。