うそつきペン
「嘘……冗談だよね?」
あたしは再び夕子を見た。
夕子は歪んだ笑顔を浮かべている。
「ごめんねぇ。あの子が廊下にいるのが見えて、咄嗟に嘘ついちゃって」
そう言って舌を出して見せる夕子。
「なんでそんなことするの!?」
自分でも信じられないくらい大きな声が出ていた。
3人とも驚いた表情であたしを見ている。
だって、ツグミが犯人扱いされたように書き換えられてしまったら、足の怪我は……。
そう思った時後ろから松葉づえを使って歩いてくるツグミの姿が見えた。
あたしは再び夕子を見た。
夕子は歪んだ笑顔を浮かべている。
「ごめんねぇ。あの子が廊下にいるのが見えて、咄嗟に嘘ついちゃって」
そう言って舌を出して見せる夕子。
「なんでそんなことするの!?」
自分でも信じられないくらい大きな声が出ていた。
3人とも驚いた表情であたしを見ている。
だって、ツグミが犯人扱いされたように書き換えられてしまったら、足の怪我は……。
そう思った時後ろから松葉づえを使って歩いてくるツグミの姿が見えた。