強制食料制度
☆☆☆
どこへ行けばいいんだろう……。
辺りは暗くなり、あちこちでイルミネーションが輝き始めていた。
そういえば今月はクリスマスがあるんだっけ。
思い出して切なくなった。
去年の今ごろには家族でどんなのクリスマスを過ごすか、楽しみにしていたハズだった。
ずっと好きだった俊和にもなにかプレゼントしたいと思って浮かれていた自分がいた。
あたしは小さな公園に入り、ベンチに座って膝を抱えた。
いくら過去を思い出したって現実は変わらない。
寒さは増してきて、手足が冷たくなってきていた。
どこへ行けばいいんだろう……。
辺りは暗くなり、あちこちでイルミネーションが輝き始めていた。
そういえば今月はクリスマスがあるんだっけ。
思い出して切なくなった。
去年の今ごろには家族でどんなのクリスマスを過ごすか、楽しみにしていたハズだった。
ずっと好きだった俊和にもなにかプレゼントしたいと思って浮かれていた自分がいた。
あたしは小さな公園に入り、ベンチに座って膝を抱えた。
いくら過去を思い出したって現実は変わらない。
寒さは増してきて、手足が冷たくなってきていた。