定期購読ドール
☆☆☆
「あれ? ここに置いといたハズなのに……」
和明と別れて家に戻って来たアケミは首をかしげていた。
捨てられていたドールの頭を見て自分も捨ててしまおうと思ったのに、置いておいた場所にないのだ。
頭が届いた時は気持ち悪くて、組み立てずに部屋の隅に投げていた。
それからいじっていないのに……。
「お母さん、部屋になった人形の頭知らない?」
早番から帰って来た母親へ向けてそう聞くと「あぁ、あれ? 気持ち悪いから捨てたわよ」と、言われた。
「あれ? ここに置いといたハズなのに……」
和明と別れて家に戻って来たアケミは首をかしげていた。
捨てられていたドールの頭を見て自分も捨ててしまおうと思ったのに、置いておいた場所にないのだ。
頭が届いた時は気持ち悪くて、組み立てずに部屋の隅に投げていた。
それからいじっていないのに……。
「お母さん、部屋になった人形の頭知らない?」
早番から帰って来た母親へ向けてそう聞くと「あぁ、あれ? 気持ち悪いから捨てたわよ」と、言われた。