定期購読ドール
可愛らしく怖がってみてもいいけれど、それで和明が犯人捜しなんてしはじめたら面倒だった。


犯人はもうわかっているし、仕返しも自分でやった方が効率的だ。


「心配かけてごめんね? だけど、助けが必要な時はちゃんと言うから」


アケミは可愛いらしくそう言って見せたのだった。
< 146 / 316 >

この作品をシェア

pagetop