定期購読ドール
時計を確認するために寝返りを打った、その時だった。


ひやりとした感触が頬にあたり、なにかが自分の隣にあることに気が付いた。


周囲はまだ薄暗く、部屋の様子がイマイチわからない。


目をこらして見てると……青色の目が、こちらを見ていた。


「キャアアアアアアアア!」


悲鳴と同時に飛び起きて電気を付けた。


ベッドに上にはグッショリと濡れたドール。


なんで!?


昨日あれだけしっかり重しを入れて捨てたのに!!
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