幼馴染の溺愛から離れることができない

「でもすごい偶然だね」

「ホントだよ!あの朔ちゃん煌先輩だったとは思わなかったよー」

「花音これから大変だねー」

優ちゃんの言うとおり
朔ちゃんはすごいモテて
みんなの煌先輩って感じだから
抜けがけでもしたらいじめられる

それがすごい心配なんだよなー

教室について優ちゃんと話してると

「花音ちゃん!」

「えっ!」
なんで朔ちゃんがいるの？
よく見ると手には私のお弁当が

あ～リビングにおいたまま忘れてたんだ

「朔ちゃん!ゴメンね、」

「いいよ、気にしないで」

うーさっきから凄い視線が痛い

「じゃあ、また放課後ね」


「うん!」

「ちょ花音!どうするの」

「今のでみんなに知られちゃったよ」

「どうしよ、」

「なるべく一緒にいてあげるけど
何かあったら言うのよ」

「ありがとう〜優ちゃん」

嬉しくなって優ちゃんに抱きついたら抱きしめ返してくれた

でもこれで朔ちゃんのことを好きな子たちが私と朔ちゃんが仲良しってことがバレちゃった
何もないといいけど、そんなことあるわけないし