ラヴ・ミー・テンダー
第3部*ドーパミント!
1・幼なじみの結婚式
全国的に秋晴れのこの日は、聖恵の結婚式だ。
大学生の時からつきあっていた彼氏と本日でゴールインした。
「聖恵、おめでとう!」
ウエディングドレスに身を包んでいる聖恵に向かって、私は祝福の言葉を言った。
「ありがとう、陽葵」
聖恵は笑顔で私の言葉に返事をくれた。
「聖恵ちゃんもとうとう結婚か…」
スーツ姿のミヤジがしみじみとした様子で呟いた。
その様子はまるで親戚のおじさんみたいだと、私は思った。
「きてくれてありがとう、ミヤジ」
そんな彼に聖恵はお礼を言った。
「仕事仲間の幼なじみの結婚式だからな。
こちらこそ、招待状を送ってくれてありがとう」
ミヤジは笑いながら言った。
「陽葵」
聖恵が名前を呼んだかと思ったら、私にブーケを差し出してきた。
ピンクのバラとカスミソウのブーケだった。
大学生の時からつきあっていた彼氏と本日でゴールインした。
「聖恵、おめでとう!」
ウエディングドレスに身を包んでいる聖恵に向かって、私は祝福の言葉を言った。
「ありがとう、陽葵」
聖恵は笑顔で私の言葉に返事をくれた。
「聖恵ちゃんもとうとう結婚か…」
スーツ姿のミヤジがしみじみとした様子で呟いた。
その様子はまるで親戚のおじさんみたいだと、私は思った。
「きてくれてありがとう、ミヤジ」
そんな彼に聖恵はお礼を言った。
「仕事仲間の幼なじみの結婚式だからな。
こちらこそ、招待状を送ってくれてありがとう」
ミヤジは笑いながら言った。
「陽葵」
聖恵が名前を呼んだかと思ったら、私にブーケを差し出してきた。
ピンクのバラとカスミソウのブーケだった。