ラヴ・ミー・テンダー
武智さんは私を見つめると、
「後少しで乗り越えたら、君は素敵な女性と出会うから。
彼女は俺のことを全て受け入れて、これから先の人生を俺と一緒に行きたいと言って手を繋いでくれる人だからって。
もう1人にならないから大丈夫だぞ…って」
と、言った。
「景さん…」
名前を呼んだ私に、武智さんが左手を差し出してきた。
彼の薬指はシルバーリングがあった。
私の左手の薬指にも同じデザインのシルバーリングがある。
私は右手を伸ばすと、彼の左手と繋いだ。
「今が1番幸せかも知れない」
そう言った武智さんに、
「でもこれからはもっと幸せになるんですよ」
私は言い返した。
「俺はあなたと一緒にいられるならば」
武智さんは微笑んで返事をしたのだった。
☆★END☆★
「後少しで乗り越えたら、君は素敵な女性と出会うから。
彼女は俺のことを全て受け入れて、これから先の人生を俺と一緒に行きたいと言って手を繋いでくれる人だからって。
もう1人にならないから大丈夫だぞ…って」
と、言った。
「景さん…」
名前を呼んだ私に、武智さんが左手を差し出してきた。
彼の薬指はシルバーリングがあった。
私の左手の薬指にも同じデザインのシルバーリングがある。
私は右手を伸ばすと、彼の左手と繋いだ。
「今が1番幸せかも知れない」
そう言った武智さんに、
「でもこれからはもっと幸せになるんですよ」
私は言い返した。
「俺はあなたと一緒にいられるならば」
武智さんは微笑んで返事をしたのだった。
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