ラヴ・ミー・テンダー
『主人公・香里奈と彼女の同僚の橋本が結ばれなかったことが不満です』

橋本とはこの作品に登場する人物で、主人公の中村香里奈(ナカムラカリナ)の同期だ。

入社した時から彼女に片思いをしていたーーいわゆる、当て馬だーー男だ。

「当て馬なんだから…」

と言うか、当て馬ってそんなものだよ?

『ヒーローの井尻は傲慢なくせに頭が悪くて、香里奈がピンチに陥った時も秘書の言うことは信じるのに香里奈の言うことを信じるどころかウソつき呼ばわりしたクズと結ばれたことが本当に納得できません

橋本の方がずーっとヒーローらしいです』

確かに、そんなシーンはあった。

香里奈と井尻の関係に嫉妬した先輩社員から嫌がらせを受けた時、彼は"中村さんがやった"と言う秘書の言うことを鵜呑みにしたうえにウソつき呼ばわりするシーンがあった。
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