慟哭、禁断の果てに
自ら引き入れて、そして、、、

私は自ら手離すんだ

この、どうしようもなく幸福に満ち足りた日々を。

辛くて苦しいだけ、、、

そう思っていたけど、そばにいれることが、こんなにも
私の心を穏やかにしてくれるなんて。


もう、充分すぎる。

お風呂から上がった和宏さんは、ひと皮剥けたように
スッキリとした表情を見せてくれる

それをまた目に焼き付けるんだ。

忘れないように。

< 100 / 126 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop