慟哭、禁断の果てに
覚えてるのは、氷のように冷えた身体と白い布だけ

泣くことすら出来ない程、私の神経は破壊されてしまった


あの日、私も一度死んだのかもしれない


大切な人を容赦なく奪っていくこの世に

未練などなかった

今すぐそばへいきたい。

ずっとずっと一緒にいる約束をしたのに、、、

一人で先に逝ってしまった彼に会いたくて

もう一度抱きしめて欲しくて、

"舞"

そう呼んで欲しくて、、、



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