慟哭、禁断の果てに
昔ながらのジャズ喫茶。

そんなどこか懐かしさすら感じるお店は、ボルドー色の
ソファーと黒っぽいテーブル。

ステンドグラスで造られたライトの傘は、電球色をより
鮮やかに照らしてる

「舞ちゃん、アメリカンでいい?」
「和宏さんがおすすめなら、、」
「俺が自慢するのも変だけど、ここのコーヒーは別格
なんだ。他では味わえないからね」
「楽しみです。」

マスターへ、アメリカンを注文して待つ間、
私は抽出されるコーヒーの薫りに癒やされた
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