慟哭、禁断の果てに
夜景がキラキラと私の告白を後押ししてくれる

ピーンと張り詰めた冬の空気は、一層緊張感をあおった

クルージングディナーを終えて、その豪華さにいまだ
高揚してる私は、ふうーっと空を見上げた

並んで歩く心地よさに、このままでもいいかも、、、

なんて、弱気になってしまう

「舞ちゃん、あと送ってくよ」
「うん、、、」

二人分の靴音が、私の脈拍と重なる

それが段々と脈拍だけが急上昇して、制御不能になって
いく

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