慟哭、禁断の果てに
別に特段自惚れていたわけでもない。

ちょっとは、もしかして?なんて淡い期待はどこかに
あったかもしれない

けど、自信満々だったわけじゃない。

なら、どうして、優しくしたり、何度も誘ったり
プレゼントまでくれたりしたの?

ねぇ、どうして?

どうして、ごめんなの?


「どう、、、し、、て?」

小刻みに震える唇をやっとの思いで動かした

でも、顔を見ることは出来なかった

泣いてしまいそうだったし、何より、困り顔が容易に
想像できたから、、、


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