慟哭、禁断の果てに
私は自分が思っていたよりも相当脆い

虚脱感は半端ない

社会人として、一番しちゃいけないことをした

それ以前に、私は彼の顔に泥を塗ったんだ

連日の無断欠勤

食べることも寝ることも、動くことも、今の私には
不要だ

すべてが無意味なんだ

毎日部屋の隅で、膝を抱えて泣くだけ

涙って、なんで無くならないんだろう

泣いても泣いても、次から次へと出てくる


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