慟哭、禁断の果てに
私の脳裏に現れたのは、父のことを聞いた時の母の顔

私には父親の記憶がない

すべてのピースを繋げたい

完成させないと、未完成のままじゃ、先に進めない


「教えてください。全部、、、」

和宏さんは黙って頷くと、私の手をギュッと握りしめて
から話始めた


< 77 / 126 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop