慟哭、禁断の果てに

和宏さんは一笑して、苦しそうに目を伏せた

「何を血迷ったことを、、、そう自分に言い聞かせて
見ないように、感情を押し殺した。舞ちゃんに好きだ
と言われるまではね。」

「でも、あのとき、振ったじゃない、、、
君だけは、ダメなんだ、って、、、」

まぁ、そのあと理由を告げられて地獄に蹴落とされた
わけだけど。

あれからは本当に目も当てられない生活だったわ。

異母兄妹の事実はあまりにも強烈すぎて、、、