慟哭、禁断の果てに
私の身体は勝手に動いていた

操作する意識とは別の何かが、私を突き動かしたんだ

ートンッー

私は背中から彼に抱きついた

その勢い余ったせいで、彼はぐらついてしまう。

驚きを隠せないようで、動揺はドクンドクンと私の腕を
通して振動してきた

「舞、、、ちゃ、、ん?」

私は分かってた

何が一番辛くて苦しいのか

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