布団戦争録
寒い朝の布団の中で思いついたことは多分1日の中で最も冴えてることだと僕は思う。例えばこうだ。
公然わいせつというものがあるだろう、もちろん人前で下半身を丸出しにしたりましてや全裸で走り回るなどは至極当然公然わいせつである。だがどうだろうか、立ちションというものをご存知か?あれは下半身の最も出してはいけない部分を出しつつさらに小便を垂れ流すというこの上ない人外行為だ。なのにだ、なのにただ立ちションの方が罪が軽くなっていないか?
考えて見てほしい、知り合いでもそうでなくとも、ただ下半身をさらけ出しているよりも、立ちションをしている方がなぜか罪を犯している気はしない。
不思議なものだ、今私そんなことを考えながら布団の中で小便を漏らしているこの状態の方が罪を犯している気がするのも不思議なものだ。