あのね、私ね、

宇野の隣という余韻に浸りながらも今日は決戦の日だと思い直し、酒を一気飲みする。

「おお〜いいね〜。一ノ瀬もっと飲んじまえ！！」同僚の男がおだてる。

「まかせない、私を誰だと思ってるの。蘭様よ。」とまた一気飲みする、酒は弱くない方だが酔ってきたかな…しかも瞼が重くなってきたと感じ始めた時に同僚で親友の米倉舞花が話しかけてきた。
「ちょっと大丈夫なの？今日告白するんでしょ？」

少しホワホワしながらも
「大丈夫…でも眠いから五分寝るから起こして」

「ちょっと〜蘭！蘭！蘭！」

耳が遠くなり寝てしまった。