先輩の恋人 ~花曇りのち晴れ渡る花笑み~
服を全て剥ぎ、花笑の反応を見ながらイイとこを探し当てていく。
身体中にゆっくりと愛撫を施し、誰にも触れられたことのないところにまた所有印を押して、赤く色づいたのを見て満足する。
「………ぁ…ん…」
控えめに声を出し眉を寄せて熱い吐息を吐く花笑。
キスを落とし潤む瞳を見つめた。
「花笑…」
「あ… 航さん…」
「そろそろ挿れるぞ…少し我慢しろよ…」
吐息ごと食べるように深いキスをして、苦しそうな顔をする花笑の頭を撫でながら、ゆっくりと押し進める。
「…ん…」
最奥までたどり着きひとつになったとき少しだけ感動を覚えた。
花笑の瞳から涙が一筋流れ深く息を吐く。
「花笑、愛してる…」
「は…ぁ…航さん、私も…」
その後は優しくするはずが自分でも驚くほど余裕が無くなり、夢中になって体勢を変えながら揺さぶり続けた。
辛そうにしていた花笑も何か恍惚とした表情になり吐息と共に漏れる声が俺を余計に煽っていく。
「あぁっ航さ…もう…」
「…くっ…」
もう限界と言うように首を振る花笑を強く抱き締め、高みへ登っていく自分を解放した。
………