セナカアワセ

「私も。遙人と二人で運動したり、写真撮ったりする方が楽しいよ。」




私がそう言うと、だろ？ってふざけて笑う。




「、、、、、、ずっと考えてたんだけどさ。」




「うん。なに？」





「、、、、、、はそうやって普通に甘えてくるじゃん？二人でいたいなんて、私は言えない。思ってても恥ずかしくて。でも、遙人は甘えてくる彼女の方がいいのかなって思って。」




なんて言われるのか分からなくて、私は遙人の顔が見れない。



すると、あはははっ！！！！って大声で笑う遙人。



「そんなこと！？もしかして、あの時俺が、女の子らしいほうがいいとか言ったから気にしてるの？」





「いや、そういう訳じゃないよ。もう過去のことは気にしてないけど、みんな甘えてくる彼女の方が可愛いって思うのかなーって。」




「うーーん。俺はそのままの那美香でいいけど。那美香って言葉にしないけど、態度で甘えてくるところあるじゃん。急に服掴んできたり、手繋ぐと嬉しそうにしたり、照れるとマフラーで口隠したり。」




「私そんなことしてるの！？無意識だ、、、」




「うん！！前まではそりゃ、ちょっとは思ったよ。甘えてくるの可愛いなーとか。でも、那美香のおかげで言葉にしないほうがもっと可愛いって思った。」




ほら、また。