純真~こじらせ初恋の攻略法~
そんな私の気持ちに気付いてか、藤瀬くんはその場で足を止めて私を振り向いた。
急に立ち止まってしまったせいで、私のすぐ後ろを歩いていた男性から舌打ちされてしまったが。
「これだけの人込みで、そうそう知り合いになんて合わないだろ」
「わかんないじゃない」
可愛げなく唇を尖らせて、私は更に余計な事を言ってしまった。
「確かにわかんねぇけどさ。俺は橘と噂になっても別に困ることないけどな」
少しだけ怒ったかのようにそう言った藤瀬くんは、私に背を向けて先ほどよりも強引に私を引っ張っていく。
この行動がテレから来るものだったなんて、その時の私には理解できるものではなかった。
下駄のせいで痛みだした足をかばいながら、私は離されなかった手をしっかりと握り返して藤瀬くんについて行く。
「藤瀬くん、どこまで行くの?」
花火会場として整備されたところから、藤瀬くんはどんどん離れていってしまう。
とうとう広い公園の端っこまで来てしまった。
それでも人通りは多く、まだまだ告白できそうな雰囲気ではい。
はたして本当に今日、私は藤瀬くんに告白できるのだろうか。
こっそりそんな心配をしていると、藤瀬くんはゆっくりと立ち止まり、ゆっくりと振り向いて私と向かい合った。
繋いだままになっていた手に、グッと力が込められたのは気のせいじゃないはずだ。
急に立ち止まってしまったせいで、私のすぐ後ろを歩いていた男性から舌打ちされてしまったが。
「これだけの人込みで、そうそう知り合いになんて合わないだろ」
「わかんないじゃない」
可愛げなく唇を尖らせて、私は更に余計な事を言ってしまった。
「確かにわかんねぇけどさ。俺は橘と噂になっても別に困ることないけどな」
少しだけ怒ったかのようにそう言った藤瀬くんは、私に背を向けて先ほどよりも強引に私を引っ張っていく。
この行動がテレから来るものだったなんて、その時の私には理解できるものではなかった。
下駄のせいで痛みだした足をかばいながら、私は離されなかった手をしっかりと握り返して藤瀬くんについて行く。
「藤瀬くん、どこまで行くの?」
花火会場として整備されたところから、藤瀬くんはどんどん離れていってしまう。
とうとう広い公園の端っこまで来てしまった。
それでも人通りは多く、まだまだ告白できそうな雰囲気ではい。
はたして本当に今日、私は藤瀬くんに告白できるのだろうか。
こっそりそんな心配をしていると、藤瀬くんはゆっくりと立ち止まり、ゆっくりと振り向いて私と向かい合った。
繋いだままになっていた手に、グッと力が込められたのは気のせいじゃないはずだ。