彼氏は冷たくて
琉生くん?
「はぁ」

「どうしたの?ゆーきちゃん♪」

相変わらずチャラいね琉生くん

「いやなんでもないよ!」

とりあえず笑っとこうかな

「あいつのせいか…」

「へ?」

「優輝のせいなんだろ?」

「ぃや」

どうしたんだろう?琉生くん

「あいつなんかと別れて俺と付き合えよ」

そうして抱きしめてきた。

「ちょっ琉生くん!」

「お前が好きだ」

「え、でも私には…」

「それでもお前が好きだ、あいつなんかより大切にできる」

「っっっ」

「考えとけよ」

そういって琉生くんは行ってしまった。

「え?ついていけなさすぎるよ…」

どうしよう、抱きしめられて離すことすらできなかった…優輝…優輝…ごめん。

そうして私は泣きながら帰ったのだった。
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