圭二とアヤ


「ホントだ・・・。」




そのときだった。外から車のライトが射し込み、
倉庫が明るくなる。


怪我をしていないほうの男が様子を見に行く。


「もし・・・生きてここから出られたらマサヒサにあわせてよね・・・。」



ケイジを柱にくくりつけられているときにゆるくなった紐を
少しずつ解いていた・・・。
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