本当はあなたがずっと大好きだよ。。

キーンコーンカーンコーン。

休み時間に鳴るベル。私、長瀬沙耶は毎日毎日お昼休みが楽しみだ。

休み時間と放課後だけ一緒にいれるクラスが違う友達にも会える、
何よりも嬉しいのは好きな人がバスケをやっている姿を見る事が出来るから。

そう。私は恋してるのだ。佐藤涼という男子に。

私の親友は森本優衣、山崎理央、鈴木千夏の三人だ。この三人とは高校に入ってから知り合い、とても大好きだ。

「今日お昼食べたら何するの??」優衣が言う。

「やっぱ体育館でしょ!」理央は言った。

その時千夏はずっと笑っていた。千夏は大人しいからあまりわちゃわちゃと話すキャラではなかった。

そして私が言った。 「あ、えーーーうーーーでも。。」

お昼ご飯を食べ終えた私は体育館に行ったのではなく、 2階の窓から体育館の中を見に行った。

すると優衣は言った「何やってんの??!!なんでそこから見るの?!体育館の中に行こうよ!」