私、田口まりなは先生と不倫しています。
朝食を済ませ、準備をしてからロビーに集まった。

「よし、今日から頑張るぞ」

の合図で今日から2日間の研修がスタートした。

ホテルを出て、バスに乗り込む。

そして、研修先につくとほかの学校の生徒も何人か来ていた。

「じゃあ、準備して。各自取り組んでくれ。それを評価するからな」

はーいと言い、各場所でそれぞれに取り組み始めた。

「ねぇ、まりな。昨日寝れた?」

「えっ?なんでよ。急に」

「いや、私が電話している間に2人とも帰っちゃったじゃん。だから、すぐに寝たのかなって思ってね」

「うん!!もう快眠。でもね、窓開けたまんまで寝ちゃって風邪気味なんだ」

「うそ、大丈夫?」

「大丈夫だけど今日寝れるかな笑」
今日で泊まりも最後だねと話して、また作業に戻った。

「じゃあ、昼食に入ろうか」

と、鈴木の声。12時のチャイムが鳴り響く。

「ねえ、鈴木、ごはん食べに行こうよ」

「おう、いいぞ。」

「まりなも行こうよ」

「ごっごめん。私、先約があってそっちで食べるね」

「そうなの?」

「うん、それに、ななせ、そろそろ先生と二人の時間過ごしたいでしょ?」

「まあ…」

「ね、楽しんどいで」

分かった。と二人は食券をもって歩いて行った。


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