私、田口まりなは先生と不倫しています。

私と先生と最後の夜

　「今日の研修は以上です。」
研修先の方が言う。
　やったーっとみんなが疲れた表情で話す。
ホテル息のバスに乗り込むと人が多くて先生とたまたま横になった。
席は一番後ろの二人掛け。
「疲れたね」

「確かに、去年はこんなことなかったのに」

「ほんとだよね」
と普通の会話を楽しむ。
「これって、後ろ見えてないよな。ドキドキしないか？」

と言いながら、周りに分からないように私の足を手でなぞる。
「声出したら、どうなるか分かってるよな？」

と耳元で囁かれ声に出せない。
でも、先生の手はだんだんスカート中へと進む。
そして、パンツのゴムにたどり着いたところで
「ねぇ、先生。」

と話しかけてきたのは学校１かわいいといわれている生徒。

先生は急いで私のあしから手を放す。

「ん？なんだ。どうした？」

「先生。ちょっと気分悪いかも」
先生は一気に教師に戻りその子の隣にいる子に席を変わるように言い私の隣は先生ではなくなった。

ホテルに着くとその子はさっきよりもぐったりとしていた。先生は大丈夫かと声をかけながら支えながらバスを降りていった。
ななせの顔を横目で見ると悲しそうな顔をしていた。
「ななせ、大丈夫？」
うん。と小さくうなずく。
「部屋行こ」
とななせを部屋に呼んだ。

そして、ななせはしばらくして元のななせに戻った。ほっとした私はご飯に誘い、帰りの途中で先生の夜ご飯と差し入れを買って帰った。
その子の部屋をノックすると先生が出てきた。

「どうした？」

「いや、先生、ごはん買いに行く時間ないかなって思って買ってきたんだ。
あと、消化にいいやつとか適当に入っているからよろしく」

と言い部屋を後にした。