私、田口まりなは先生と不倫しています。
いつもはすぐにスカートの中に侵入してくるが今日は私も先生も時間に余裕があった。


「おいで」


と言って研修先ぶりに腕枕をしてくれた。


先生の腕は筋肉質で太くてTシャツを着るとパツパツになる私の好みの腕だ。

今日はなぜか車には毛布も乗っていた。


「寒くない？」


先生のさりげない気遣いが私の心を動かす。


「大丈夫だよ」


腕枕をしている手で私の髪や耳、ほっぺを触って


「かわいい」


と呟いた。

そしてそのまま優しくキスをし手を服の中に入れる。

ホックを外しずぼんを脱がせ私たちが持つ熱はやがて一つになった。


「先生。やだ、恥ずかしい」




「おれ、まりなの恥ずかしがってる顔好きなんや」



と顔は熱くなり脳内がかき混ぜられたように回っているようだった。



あっあっと喘ぐ先生の声はいつもより高くて気持ちいいということが伝わってくる。



「どこにかけてほしい？」



「口がいい」


「わかった。行くよ」


そして、先生は快楽の頂上まで行ってしまった。



< 81 / 98 >
表紙・目次

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop