OLが男子高校生を拾った話
今日は残業なし! 1日お疲れ様! 私!
午後6時過ぎに会社を出て、家に着いたのは午後7時頃。
「ただいまー」
玄関のドアを開けて中に入る。
下をみると昨日の黒いスニーカーがあっ
た。
え!? なんで!?
「ちょっと!」
勢いよくリビングのドアを開けると、エプロン姿の彼がいた。
「どういうこと!?」
「……お礼です」
「私、頼んでないよ?」
「ご飯、作りました」
確かに、美味しそうな匂いがする。
目の前にはミートドリアが……
……んー、食欲には勝てない。
「ご飯食べたら帰ってよ?」
「……です」
彼がなんて言ったのか聞こえなかったけど、今はとりあえず ご飯!!
「いただきます!」
あ、これ素じゃなくて、一から作った味だ……
「すっっごく美味しい!」
私の言葉に、彼の口角が少しだけ上がった気がした。
午後6時過ぎに会社を出て、家に着いたのは午後7時頃。
「ただいまー」
玄関のドアを開けて中に入る。
下をみると昨日の黒いスニーカーがあっ
た。
え!? なんで!?
「ちょっと!」
勢いよくリビングのドアを開けると、エプロン姿の彼がいた。
「どういうこと!?」
「……お礼です」
「私、頼んでないよ?」
「ご飯、作りました」
確かに、美味しそうな匂いがする。
目の前にはミートドリアが……
……んー、食欲には勝てない。
「ご飯食べたら帰ってよ?」
「……です」
彼がなんて言ったのか聞こえなかったけど、今はとりあえず ご飯!!
「いただきます!」
あ、これ素じゃなくて、一から作った味だ……
「すっっごく美味しい!」
私の言葉に、彼の口角が少しだけ上がった気がした。