No border ~雨も月も…君との距離も~
*・゚゚・*:.。..。.・゚・*:.。. .。.・゚゚・*
「 今日こそ 言わなきゃダメだよっ!
やっぱり……シンの顔を見て言うのがベストだと思うから、 だから……今日こそ ちゃんと言いなよっ!」
「 うん。 わかってる……。
ただ、シンに逢うのも久しぶりだし……初ライブだし……忙しいの わかるし……。」
「 はぁーーーーっ?! またっ?! 何っ!!
なーーーーんで、こっちが遠慮しないと いかんのっ。
シンの子だしぃーーーー!! 」
てか……
私の妊娠を知ってから 鈴ちゃんが 私以上にオカンらしくなってきているように 感じるのは 気のせいか……??(苦笑)
この場に シンがいたら 私より先に 彼を ひっ捕まえて……詰め寄りそうな気がする……(笑)
遠慮……じゃなくて……
切り出す タイミングが 合わなくて……と いうか、
スマホ越しの シンとの距離に やっぱり肌が 足りない。
液晶 画面に…シンが向こう側で目を合わす タイミング……そんなのを 待っていたら、
ケラッと…笑うタイミングでしかない。
その笑う声が 好きで 私はずっと聞いていたいから、
会話の流れを 終わらせたくなくて……言い出せないまま、この日を迎えてしまった。
二度目の 冬。
二度目の クリスマス・イブ。
二度目……たったの 二度目なんだ……。
こんなに 誰かを想って 生きた1年はない。
そう 思う。
「 紗奈……ごめんね。
本当は すごく心配だから 一緒に 横浜に行ってあげたいんだけど……
ごめん。 私、まだ自信なくて、タクのいないDーカクを まともに受け入れられるか……まだ……。」
「 そうだよ。 わかるよ……
大丈夫。鈴ちゃん、ありがとう。私なら 平気っ!」
私は 鈴ちゃんにそう言って、私自身に そう言い聞かせた。
「 今日こそ 言わなきゃダメだよっ!
やっぱり……シンの顔を見て言うのがベストだと思うから、 だから……今日こそ ちゃんと言いなよっ!」
「 うん。 わかってる……。
ただ、シンに逢うのも久しぶりだし……初ライブだし……忙しいの わかるし……。」
「 はぁーーーーっ?! またっ?! 何っ!!
なーーーーんで、こっちが遠慮しないと いかんのっ。
シンの子だしぃーーーー!! 」
てか……
私の妊娠を知ってから 鈴ちゃんが 私以上にオカンらしくなってきているように 感じるのは 気のせいか……??(苦笑)
この場に シンがいたら 私より先に 彼を ひっ捕まえて……詰め寄りそうな気がする……(笑)
遠慮……じゃなくて……
切り出す タイミングが 合わなくて……と いうか、
スマホ越しの シンとの距離に やっぱり肌が 足りない。
液晶 画面に…シンが向こう側で目を合わす タイミング……そんなのを 待っていたら、
ケラッと…笑うタイミングでしかない。
その笑う声が 好きで 私はずっと聞いていたいから、
会話の流れを 終わらせたくなくて……言い出せないまま、この日を迎えてしまった。
二度目の 冬。
二度目の クリスマス・イブ。
二度目……たったの 二度目なんだ……。
こんなに 誰かを想って 生きた1年はない。
そう 思う。
「 紗奈……ごめんね。
本当は すごく心配だから 一緒に 横浜に行ってあげたいんだけど……
ごめん。 私、まだ自信なくて、タクのいないDーカクを まともに受け入れられるか……まだ……。」
「 そうだよ。 わかるよ……
大丈夫。鈴ちゃん、ありがとう。私なら 平気っ!」
私は 鈴ちゃんにそう言って、私自身に そう言い聞かせた。