No border ~雨も月も…君との距離も~
切れ長の色気のあるシンの目つきは………
甘えた時ほど艶を帯びて、私の全てを溶かしてしまう。
まるで………催眠にかかってしまったかのように彼の頬に触れて、私は目を閉じる。
唇を合わせるタイミングが……心なしか いつもよりぎこちないシンの様子に、私は 彼がすごく、近く感じて嬉しくなる。
ashのシン……じゃなくて、私だけが知ってるシン。
「 シンを……ずっと待ってた。」
「 ………うん………。」
なんとなく、返事をして……私に触れて理性を無くしていくシンの横顔がたまらなくて……
息ができない。
むさぼるように 合わせた唇から、時々息継ぎをして見つめ合う。
唇、首筋…肩。 そして胸に。
シンの唇が下へ向かうほど、彼の首に巻きつけた腕に力がこもる。
Tシャツとスウェットパンツ姿の私は、意図も簡単に彼の手で 素の姿にさせられる。
もう………その手は冷たくはなくて……。
シンは自分のシャツを 脱ぎ捨てると、私を跨ぐ体制でベルトをカチャカチャと引っ張る。
背後の遮光カーテンの隙間から、朝日が一直線に滑り込んで 彼の身体のラインを くっきりと浮き彫りにする。
茶色の髪は、その光を吸収して 綺麗すぎるほどの金色に変わって、透ける……。
綺麗………。
朝日に 浮かび上がるシンが……とても綺麗で、愛しくて……少し怖くて
どうしていいか、わからなくなる。
私は、ひたすらシンのペースに 引きずられながら彼の背中に手を回す。
そんな私の速くなる鼓動を感じてか……シンは片方の指を絡めて、もう片方で私の身体に触れながら 優しい眼差しで確認する。
言葉や声は、いつしか吐息に変わり……瞳を閉じながら 激しくお互いに求め合った。
シンに触れると……子宮がひどくキュッとして身体全体に響いた。
私は、この日の朝日を…一生忘れない気がする。
この行為が、こんなにも 愛しくて ……私という人間の全てを 彼に奪われてもよいと思えるほど、心地の良いものだと 初めて知った。
離れたくないと思った。
もう 別々になりたくないと思った。
このまま ずっと……一緒になっていたい。
シンの少し汗ばんだ首筋と 堪えるような声に応えるように、 私は きつく抱いた腕に力を込めて息を吐くけれど、そのうちに……
彼の突いてくる勢いに……
少し 記憶が飛んだ。
気がつくと、後先を考えない……ヤンチャな彼は
私の中に力強く注ぎ込んで、軽くキスをする。
荒く上下する私の胸に顔を埋めて、シンは自分の呼吸を整える。
私は、金色に透ける髪に何度も指を滑らせる。
幸せそうに 目を閉じて口角をあげる そんなシンを……ズルいと思う。
「 紗奈……。俺の傍にいて。」
シンの唇は甘えた事を言いながら……瞳の奥で力強く訴える。
ズルい……。
そんな目で……見るのは マズい。
そんなふうに……笑うのは……ヤバい。
そんなシンを 拒める人がどこにいるというのだろう……。
「 うん………。ずっと、シンの傍にいるよ。」
ズルい……。
「 もう一回 、やらして(笑) 」
そんなふうに、ねだるのは……ズルいよ。
シンに、朝日は………無敵。(困)
私たちは もう一度キスをして…お互いに優しく触れあった。
愛してるよ…そう 呟いたのはどちらが先だったか……?
記憶にない。
甘えた時ほど艶を帯びて、私の全てを溶かしてしまう。
まるで………催眠にかかってしまったかのように彼の頬に触れて、私は目を閉じる。
唇を合わせるタイミングが……心なしか いつもよりぎこちないシンの様子に、私は 彼がすごく、近く感じて嬉しくなる。
ashのシン……じゃなくて、私だけが知ってるシン。
「 シンを……ずっと待ってた。」
「 ………うん………。」
なんとなく、返事をして……私に触れて理性を無くしていくシンの横顔がたまらなくて……
息ができない。
むさぼるように 合わせた唇から、時々息継ぎをして見つめ合う。
唇、首筋…肩。 そして胸に。
シンの唇が下へ向かうほど、彼の首に巻きつけた腕に力がこもる。
Tシャツとスウェットパンツ姿の私は、意図も簡単に彼の手で 素の姿にさせられる。
もう………その手は冷たくはなくて……。
シンは自分のシャツを 脱ぎ捨てると、私を跨ぐ体制でベルトをカチャカチャと引っ張る。
背後の遮光カーテンの隙間から、朝日が一直線に滑り込んで 彼の身体のラインを くっきりと浮き彫りにする。
茶色の髪は、その光を吸収して 綺麗すぎるほどの金色に変わって、透ける……。
綺麗………。
朝日に 浮かび上がるシンが……とても綺麗で、愛しくて……少し怖くて
どうしていいか、わからなくなる。
私は、ひたすらシンのペースに 引きずられながら彼の背中に手を回す。
そんな私の速くなる鼓動を感じてか……シンは片方の指を絡めて、もう片方で私の身体に触れながら 優しい眼差しで確認する。
言葉や声は、いつしか吐息に変わり……瞳を閉じながら 激しくお互いに求め合った。
シンに触れると……子宮がひどくキュッとして身体全体に響いた。
私は、この日の朝日を…一生忘れない気がする。
この行為が、こんなにも 愛しくて ……私という人間の全てを 彼に奪われてもよいと思えるほど、心地の良いものだと 初めて知った。
離れたくないと思った。
もう 別々になりたくないと思った。
このまま ずっと……一緒になっていたい。
シンの少し汗ばんだ首筋と 堪えるような声に応えるように、 私は きつく抱いた腕に力を込めて息を吐くけれど、そのうちに……
彼の突いてくる勢いに……
少し 記憶が飛んだ。
気がつくと、後先を考えない……ヤンチャな彼は
私の中に力強く注ぎ込んで、軽くキスをする。
荒く上下する私の胸に顔を埋めて、シンは自分の呼吸を整える。
私は、金色に透ける髪に何度も指を滑らせる。
幸せそうに 目を閉じて口角をあげる そんなシンを……ズルいと思う。
「 紗奈……。俺の傍にいて。」
シンの唇は甘えた事を言いながら……瞳の奥で力強く訴える。
ズルい……。
そんな目で……見るのは マズい。
そんなふうに……笑うのは……ヤバい。
そんなシンを 拒める人がどこにいるというのだろう……。
「 うん………。ずっと、シンの傍にいるよ。」
ズルい……。
「 もう一回 、やらして(笑) 」
そんなふうに、ねだるのは……ズルいよ。
シンに、朝日は………無敵。(困)
私たちは もう一度キスをして…お互いに優しく触れあった。
愛してるよ…そう 呟いたのはどちらが先だったか……?
記憶にない。