これから先もずっと‥‥
診察を済ませ本題に入る
『あのさ‥楓ちゃん。ちょっとだけ話いい?』
俺の言葉に頷いてくれた。
『楓ちゃんの病気‥もしかしたら治るかもしれないんだ。』
その言葉を聞いて顔を上げて見上げてきた。
『ただ成功率は4割。術後きちんと楓ちゃんの身体に馴染めばいいんだけど馴染まない確率もあるから術後の成功率も含めて2割……。』
嘘をつかず分かりやすく噛み砕いて全部話す。
『どうしたいかは楓ちゃん次第だけど。このままだと危ないのは自分の身体だから分かるだろ?』
俺の質問に俯いてしまった彼女。
次に発された言葉に俺は唖然とした。