副社長はワガママ5歳児。
昨日、朋輝と話してみて
改めて気付いた事は
私たちはお互いが変な遠慮を
していたという事だった。
昨日、初めて朋輝と
本音でぶつかり合えたように
思えたんだ。
朋輝も大人になったんだ。
自分の道を歩み始めたんだ。
だったら、私も
立ち止まってる場合じゃない。
目の前のこの人と
分からなくなってしまった
恋愛を始めたい。
前に進もう、前に。
紫苑「あの...」
悠真「なぁ...」
勇気を出して副社長を
デートに誘おうと思ったら
声が被ってしまった。
紫苑「何?先に言って。」