副社長はワガママ5歳児。
紫苑「...いっぱいあるよ。
副社長のいい所。」
悠真「どこ?」
紫苑「1人で洋服着られなくて
着させろって上から目線で言う所。
おもちゃを買ってもらえない
子供みたいに駄々をこねる所。
思い通りにならないと怒る所。」
悠真「ふ。全然褒められてる気しねぇ。」
紫苑「構って。好きって言って。
自分だけを見てってさ
欲望に素直なんだよね。
大人になるとそうゆうのって難しく
なっちゃうんだよ。
世間体とか見映えとか嫌でも気にしちゃって
素直に言えなくなるんだよ。
でも、そんな副社長が私は好きなの。」
副社長は一瞬驚いた後
セットされた髪の毛をガシガシとかいた。
副社長は照れた時、いつもこうする。